正常動作品でしたがさすがに 部品が古く 少し音が曇っていましたので最新の部品い交換してリフレッシュしてみましたオーバーホールにあたっては 電解コンデンサーとフィルムコンデンサー は全てOSコンデンサー またはオーディオ用最高級品に交換  トランジスターは全て交換 完全に新しいプリアンプに生まれ変わりました出音に関しては 消耗部品は全て新品ですので 長く使っていただけると思います
お手持ちのプリメインにつないで音の比較も楽しいかと思いますAU-777D 888 999 にてテストをしましたが いずれも動作は良好このアンプの個性を反映したものでした

内部の汚れは 洗剤とスチームで洗浄不快な埃や汚れはありません各接点は可能な限り洗浄しておりますが50年間の汚れがありますので現状問題になるような ガリやノイズはありませんが チェック漏れによる小さなガリがありましたらご容赦お願いします この機種は特にレバースイッチの接触不良が突然出ることが多いです
テープモニター端子が2か所ついており AUX TUNER PHONO1 PHONO 2の合計外部入力が6か所使えます
何台かアンプをお持ちの方には 性能チェックに面白いマシンだと思います AU-999 777D 666 につないでみましたがそれぞれ音の変化があり 楽しめます これらのアンプには十分対応する性能を持っていますまたプリアウト端子も 2か所備えています

外観に関しては 50年以上の経過を考えるとよい方だと思います
新品ではありませんので チェックしきれない 接点不良等出てくる可能性もありますので ご自分で解決できる方の入札をお願いします

長期間の動作確認をしておりますので 商品到着後直ぐの故障は先ずないと思いますので不具合があれば商品到着翌日以内にご連絡願います明らかな故障以外はNC/NRでお願いします 発送時にはじゅうぶん確認しますが 到着後の些細な接触不良はご自分で対処お願いします

資料を添付いたします。
SANSUI CA-606￥36,500(1972年頃?)  解説 全回路をPNPとNPNトランジスタの組み合わせによるNFアンプ構成としたステレオコントロールアンプ。
イコライザー回路には、PNP-NPN-PNPトランジスタの組み合わせによるE-E NF型を採用しています。
この回路は、NPNよりも本質的にノイズの低い、PNPトランジスタを初段に用い、エミッタ電圧が自由に選べるので動作点が合理的であると同時に、直流NFと交流NFを巧く組合わせる事で、直流安定性が高くなっています。

中間アンプは、トーン・コントロールの前段と後段に、それぞれPNP-NPNトランジスタによる2段E-B NF型回路を設けています。
これは、エミッタからベースへ、直流NFと交流NFをほどこしたもので、歪率は小さく、S/N比も高くなります。

出力段は、エミッタ・フォロワー出力回路を採用しています。
ロー・インピーダンスで十分な出力レベルが得られるので、出力コードを延長しても高域の減衰などの悪影響がありません。

従来のBass、Trebleの他に、中高域を調整するMidrangeを加えたトリプル・トーン・コントロール(T.T.C)としています。
ロータリースイッチ使用で、高・低域は2dBステップ、中音は1dBステップの調整が可能です。

信号経路から電解コンデンサを無くすため、できるだけ直結回路を取り入れ、段間にコンデンサが必要な場所では回路インピーダンスを高くしてマイラー型を使用しています。
これによって、高域の特性が改善されました。