【コレクター放出品】【ex.Larson】ミャンマー モンスー鉱山産 サファイア イン ルビー/鋼玉/青玉/紅玉 宝石鉱物 販売済み 原石 標本

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ex.William F. Larson Collection 626f
サイズ:約28x23x11mm重量:約32カラット産地:Mong Hsu, Loilen District, Shan State, Myanmar. 世界有数の宝石産地であるミャンマーのモンスー鉱山からの鋼玉群晶標本、モンスー鉱山の特徴的なルビーの内部にサファイアの領域が確認できる独特なサファイアインルビー産状です。エドワード・J・グベリン博士が1923年にスイスのルツェルンにて設立した世界初で最も権威的な宝石鑑定機関であるグべリン・ジェム・ラボが発行した鑑定書にピジョンブラッド評価をモゴックとモンスー産ルビーにしか与えることがなく、その名高いモンスー鉱山からの濃色の極美群晶標本で、近年に最も注目を浴びる放出された個人コレクション、公認の世界トップコレクターでありながらミャンマー鉱物の第一人者、“ビルマ・ビル”と呼ばれるビル・ラーソン氏のプライベートコレクションからの一点です。際立つ聳える無傷なメイン双晶を含めたほとんどの群晶は鋼玉の典型的な六角柱産状に整え、他の産地の標本との違いは一目見ただけでわかるような現在の市場にほぼ消えたルビーの本場であるミャンマー産ならではの極めて濃厚な色合いに呈し、ミャンマー産赤系鉱物の特徴的な高クロム含有量でUVライトで結晶の周りまでを赤紅に染めるような凄まじい蛍光を放ちます。色合いの少しだけの違いで価値に大差がつく宝石の世界に赤系の鋼玉はルビー、その他の色合いを持つものはすべてサファイアとされ、赤い色調の濃度はある程度に達さないとルビーではなくピンクサファイアにしか呼ぶことができません。観賞用鉱物標本の世界にもこのような厳しい標準で判断すると流通する多くルビー標本は実はピンクサファイアに分類されるが、こちらの結晶の赤の部分は間違いなく真のルビーで、内部は同様に濃厚な青紫のサファイアの領域が広がる結晶は部分的に宝石質を保ち、さらに3センチに近い群晶のサイズ、完璧な六角柱の結晶形を示す産状、そして最も重要なルビーの歴史的な産地であるミャンマ―産などすべての条件をクリアした標本は現在市場に大変稀な存在で、その上にミャンマー鉱物の第一人者であるビル・ラーソン氏のプライベートコレクションからの極美サファイアインルビー群晶標本です。特筆すべきことはビル・ラーソン氏は彼が経営するPala International及びPala Mineralsのラベルが付属する販売が目的の標本を除き、ラーソンオリジナルラベルが付いたプライベートコレクションを放出することはほとんどなく、アーケンストーンのロバート・ラヴィンスキー博士が数年をかけ説得し、ラーソン氏が2019年に一部のカリフォルニア鉱物を含め放出された唯一の個人コレクション標本群で、当方がその一部をラヴィンスキー博士から引き継ぎ、今回の特別放出のために博士の了承を得て出品致します。手持ちのラーソンコレクションのサファイアインルビー産状標本の最後の一枚、番号626fのラーソンオリジナルラベル、アーケンストーンラベル、木製展示台が付属致します。 1989年までビルマと呼ばれていたミャンマー連邦の面積は676,577平方キロメートルで、人口は約5,100万人です。最大の都市はヤンゴン(旧ラングーン)で、人口は500万人を超えています。国は1962年以来、軍事政権によって統治され、1990年以降、ゆっくりとした民主化が進んでいますが、周知の2021年2月1日に発生したミャンマー軍のクーデターで国家顧問アウンサンスーチー女史が拘束され、軍事政権がミャンマ―全権を掌握しました。民族的には、ミャンマーは非常に異質であり、130以上の民族と部族が、100以上の異なる言語と方言を話します。宗教は比較的平均で、人口の88%が仏教を信じています。首都ヤンゴンから900km離れた東部シャン州に位置するモンスー鉱山(画像9:モゴックとモンスーの位置)は1992年に初めて発見されたルビー鉱山で、モゴック地域と同じ、5,500万年前に始まったインドプレートとユーラシアプレートの衝突にによる広域的な温度、圧力の上昇により変成岩鉱床を持つ鉱山です。発見されたから積極的に採掘が行われ、モザンビークなどのアフリカのルビー鉱床がまだ発見されていない1990年代に、モンスー鉱山は世界中に流通する高品質ルビーの大きな割合を占めていました。モンスー産ルビーのほとんどは青紫色のサファイアのコアが確認でき、さらにトラピチェ産状も多く確認できます。モンスー鉱山で採掘された結晶は通常タイに運輸し、加熱処理を経て内部の青い領域を除去してからカットされます。ルビーを語る上に欠かせないのはピジョンブラッドという色合いの評価に使われる言葉で、この言葉はミャンマ―の古い伝承によるものとされ、鳩の血や鳩の目の色を指すなど諸説があるが定論がなく、また古い伝承なので現代的な色座標に特定できる具体的な色彩ではなく、現在では最上の色合いを持つルビーを評価する言葉として使われます。各宝石鑑定機関の判断基準の違いによって赤紅またはピンク、紫の色調を帯びるルビーもピジョンブラッドの評価を得ることができ、ただ一点だけ共通するのは色の飽和度、つまりある程度の濃い目の色調でなければピジョンブラッド評価が得られません。現在ではモザンビークやベトナムからの高品質ルビーも機関によってピジョンブラッドの評価が付けられるが、クリスティーズやサザビーズなどの欧米の高級美術品オークションブランドが利用するエドワード・J・グベリン博士が1923年にスイスのルツェルンにて設立した世界初で最も権威的な宝石鑑定機関であるグべリン・ジェム・ラボが発行した鑑定書にピジョンブラッド評価を一つの国にある二つの産地、つまりモゴックとモンスーからのミャンマ―産ルビーにしか与えることがありません。その理由は輝く宝石と人類の歴史の繋がりを重視するグベリン博士がピジョンブラッド伝承の発祥地であるミャンマ―へのこだわりという文化的な面とミャンマ―産ルビーは比類なきクロムの含有量で他産地を凌駕する発色という科学的な面にあります。ちなみにモンスーの独特な産状の原因でほとんどは加熱処理されたピジョンブラッド評価となりますが、標本が示すこのサファイアインルビー産状も非常に魅力的で、手を加える必要がないと個人的に思っています。一時期ルビーを多く産出したモンスー鉱山の現在の産出量はモゴック並みに細々く、また宝石に特化した鉱山なので標本の流通がほとんどなく、Mindatにも原石標本の記録が三点のみで、残りのものすべてはモンスーのもう一つの名産である研磨されたトラピチェルビースライスです。グべリン・ジェム・ラボの分析用の膨大なデータおよび宝石庫を充実するためにミャンマ―に旅をするエドワード・J・グベリン博士の招待を受けたビル・ラーソン氏が1993年に初めてモゴック地域を訪れることをきっかけにミャンマ―に関心を持ち始め(画像10左:グベリン博士とラーソン氏、1990年代のモゴックにて)、やがて世界において最も全面的なミャンマー鉱物コレクション“William F.Larson Collection of Minerals & Gems of Burma”が築かれ、ミャンマ―そしてモゴック地方は如何に偉大なる宝石鉱物産地である証として後世に語り継がれていきます。千年を超えた採掘と軍事政権の封鎖で現在では同じレベルのコレクションを二度と築くことが能です。同じミャンマー鉱物に秘める魅力に惹かれるのでしょうか、ラーソン氏と親しい関係を持つアーケンストーンのロバート・ラヴィンスキー博士が数年をかけラーソン氏を説得し、2019年に数点の単価百万単位のコレクションを除き、アーケンストーンがほとんどの標本を引き継ぎ、そして2020年のツーソンショーで公開された瞬間に大きな注目を集め、ウェブサイトに前例のない割引提供は一切しないことを明記されるにもかかわらず、ロブの話によるとアーケンストーン史上最速のスピードで販売されています(アーケンストーンのラーソンコレクションギャラリー→ )。当方は2021年の夏にダラスのアーケンストーン本社を訪問した際にミャンマー及びカリフォルニア鉱物を含めたラーソンコレクションを引き継がせていただきました(画像10右:楽しく?標本を選ぶロブさん、アーケンストーン本社倉庫にて)。ミャンマー鉱物の魅力は豊富な種類だけでなく、他方で見れないラーソンコレクションが示したほとんどの宝石種類は世界トップ品質の個体がミャンマ―に産出する事実、そして当方にとって最も魅力的で重要なあることを気付きました。うまく言えないが、この地からの鉱物たちは何故か有機物と無機物の両方の特性を持ち、ミャンマ―からのすべての鉱物にこの二つの特性のどちらが徹底的な形で顕し、少し理解しづらいかもしれませんが例えばマッシュルームトルマリン、軟体動物のように発達したコランダム群晶、花のように咲く灰電気石など明らかに有機物の特性が見られる産状と、アクアマリン、トパーズ、一般的なトルマリンやフェナカイトなど鉱物のイメージ通りの無機物産状が同時に確認でき、さらにこれらの鉱物の一部はまるで非自然的な極めて鮮やかな色彩に呈し、鉱物の中に宿る“何か”の存在を強く感じられます。
話は長くなりますがこちらの商品はモンスー鉱山からの鋼玉群晶標本、モンスー鉱山の特徴的なルビーの内部にサファイアの領域が確認できる独特なサファイアインルビー産状です。エドワード・J・グベリン博士が1923年にスイスのルツェルンにて設立した世界初で最も権威的な宝石鑑定機関であるグべリン・ジェム・ラボが発行した鑑定書にピジョンブラッド評価をモゴックとモンスー産ルビーにしか与えることがなく、その名高いモンスー鉱山からの濃色の極美群晶標本で、近年に最も注目を浴びる放出された個人コレクション、公認の世界トップコレクターでありながらミャンマー鉱物の第一人者、“ビルマ・ビル”と呼ばれるビル・ラーソン氏のプライベートコレクションからの一点です。際立つ聳える無傷なメイン双晶(画像1,7)を含めたほとんどの群晶は鋼玉の典型的な六角柱産状(画像8)に整え、他の産地の標本との違いは一目見ただけでわかるような現在の市場にほぼ消えたルビーの本場であるミャンマー産ならではの極めて濃厚な色合いに呈し、ミャンマー産赤系鉱物の特徴的な高クロム含有量でUVライトで結晶の周りまでを赤紅に染めるような凄まじい蛍光を放ちます(画像5,7)。色合いの少しだけの違いで価値に大差がつく宝石の世界に赤系の鋼玉はルビー、その他の色合いを持つものはすべてサファイアとされ、赤い色調の濃度はある程度に達さないとルビーではなくピンクサファイアにしか呼ぶことができません。観賞用鉱物標本の世界にもこのような厳しい標準で判断すると流通する多くルビー標本は実はピンクサファイアに分類されるが、こちらの結晶の赤の部分は間違いなく真のルビーで、内部は同様に濃厚な青紫のサファイアの領域(画像1)が広がる結晶は部分的に宝石質を保ち、さらに3センチに近い群晶のサイズ、完璧な六角柱の結晶形を示す産状、そして最も重要なルビーの歴史的な産地であるミャンマ―産などすべての条件をクリアした標本は現在市場に大変稀な存在で、その上にミャンマー鉱物の第一人者であるビル・ラーソン氏のプライベートコレクションからの極美サファイアインルビー群晶標本です。特筆すべきことはビル・ラーソン氏は彼が経営するPala International及びPala Mineralsのラベルが付属する販売が目的の標本を除き、ラーソンオリジナルラベルが付いたプライベートコレクションを放出することはほとんどなく、アーケンストーンのロバート・ラヴィンスキー博士が数年をかけ説得し、ラーソン氏が2019年に一部のカリフォルニア鉱物を含め放出された唯一の個人コレクション標本群で、当方がその一部をラヴィンスキー博士から引き継ぎ、今回の特別放出のために博士の了承を得て出品致します。手持ちのラーソンコレクションのサファイアインルビー産状標本の最後の一枚、番号626fのラーソンオリジナルラベル、アーケンストーンラベル、木製展示台が付属致します。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。

注意事項
※写真は白熱灯/UVライト環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。

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